さつま通信

2011年4月10日日曜日

飯舘村長、ヒマワリと菜の花での土壌の浄化を農相に提案

asahi.com(朝日新聞社):「バイオマス原料、作付けしたい」飯舘村長、農相に提案 - 政治
http://www.asahi.com/politics/update/0409/TKY201104090335.html?ref=goo
イネを作付けできない水田で、バイオマス燃料の原料となるヒマワリやナタネなどを作付けしたい――。福島第一原子力発電所から漏れた放射性物質による土壌汚染が確認された福島県飯舘村の菅野典雄村長が9日、同村を訪れた鹿野道彦農林水産相に提案した。
 Twitterなどで拡散された情報が被災地の飯舘村長まで届いたようです。(^^♪

 菅野村長は9日の会談で、禁止地域でバイオマス燃料の原料となる農産物を作付けして農地を維持・保全し、農家の営農意欲も支えたいと説明した。鹿野農水相は「どういう作物が(放射性物質を)吸い上げる量が少ないのか研究し、具体的な取り組みをしていきたい」と答えた。

チェルノブイリ原発の事故では、周辺の汚染土壌にナタネを植えた実績がある。農水省内でも、作付け可能な農作物を検討すべきだとの意見が出ている。 
 飯舘村は下手をすると村全体の水田が作付け禁止になるほどのようですから、下手に米をつくって風評被害で売れない可能性が大きいわけですから、ヒマワリや菜の花での土壌の浄化の道を選択されたのでしょうね。

 土壌を浄化しながら少しでも稼げる道があれば、それを模索したほうが良いわけです。

菅野村長は「放射能汚染の被災地として、飯舘村が世界のモデルとなる復旧・復興を果たすため、産官学一体で前例のない施策が必要」などとする提言書も提出した。国か東京電力の直轄事業として、バイオマス燃料の製造プラントを村に設けることも提案した。
 民主党の政治家や農水省の官僚のような自分で勉強しない人達には、被災者の側からの提案が良いのかも知れません。

 さすがに、このように新聞記事になりますと農水省官僚のメンツや原発利権に気がねして提言を潰すようなこともしにくいでしょうからね。

 被災地の方々は建設的な意見があれば、どんどん声高にメッセージを発信していただきたいと思います。


関連記事:

あくね みどりの風: ヒマワリで被災地の土壌を浄化しよう
http://akunekaze.blogspot.com/2011/03/blog-post_22.html
あくね みどりの風: 菜の花プロジェクト
http://akunekaze.blogspot.com/2011/03/blog-post_23.html


追記:

鹿野農水相は「どういう作物が(放射性物質を)吸い上げる量が少ないのか研究し、具体的な取り組みをしていきたい」と答えた。
 民主党のおバカなお大臣は、土壌中のセシウムの除去のことを考えていないと言うより、今までのエネルギー政策を継続したいのでしょうね。

 放射能の問題を30年先送りですか?

 1から2年でケリがつく可能性があるのだから、普通ならそうすると思いますけどね。

 自民党のFaceBookで話題になってましたので、そちらのほうで情報の拡散をしておきました。

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