http://www.mainichi.jp/select/biz/news/20110409k0000m020070000c.html
土壌汚染については、農林水産省がコメの作付け時期が迫っていることから、その可否を判断する基準作りを進めていた。半減期が長い放射性セシウムについ て、59~01年に全国17カ所の水田と収穫されたコメの測定データを基に分析した結果、土壌から玄米に吸収される比率を10%と算定。米や麦などの穀物 は食品衛生法の暫定規制値が1キロ当たり500ベクレルであることから、逆算して5000ベクレルを上限とした。算定した比率は専門家に妥当とのお墨付き を得ているという。
このように、とってつくったような暫定規制値からいい加減な吸収率で計算して、1キロあたり5000ベクレルならOKと言う、いい加減な作付け制限値ができましたとさ。(ノ_-;)ハア…
東日本大震災:放射性セシウム水田・畑土壌調査 コメ作付け制限回避 /茨城 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110409ddlk08040219000c.html
◇全地点で規制値以下と言うことで、茨城県の場合は、全ての田んぼがOKと言うことになりました。
政府が放射性物質で汚染された農地でのコメの作付けを原子力災害対策特別措置法に基づき制限することを決めた問題で、県の宮浦浩司農林水産部長は 8日、県庁で緊急会見を開き、県内18地点の水田と畑の土壌を調査した結果、すべての地点で検出された放射性セシウムが、国が定めた規制値(1キロあたり 5000ベクレル)を下回ったと発表した。このため県内ではコメの作付け制限は実施されないことが決まった。
県によると、県内で最も高濃度のセシウムを検出したのは、竜ケ崎市の496ベクレルで、これに稲敷市の484ベクレルが続く。また、北茨城市や茨城町など県北、県央地区でも300ベクレル台と比較的高い値が検出されているが、宮浦部長は「どのような風の流れでこのような値が出たのか、分析できてない」と説明した。
おそらく、こんな緩~い規制値じゃ、福島原発の周辺の土壌もOKと言う感じになりそうな感じがいたします。
つくってしまってから、「暫定規制値が甘かったです」なんて話になったらどうするのでしょうかね?
民主党のいい加減な暫定基準なぞ信用する国民はいませんから、つくっても売れないと言う事態が起きそうな感じがいたします。
そうしますと、また補償しなければいけなくなるわけで、民主党政府のやってることは問題を先送りしてるだけなのですよね。
「ヒマワリで被災地の土壌を浄化しよう」の記事のように、チェルノブイリでヒマワリや菜の花で土壌の浄化ができる実績があるわけですから、今年はヒマワリと菜の花でセシウムを除去すべきだと思います。
そうすれば、来年には安心して米つくりができるわけですからね。
セシウムの半減期は30年と長いわけですから、これを除去しないことには安心して米つくりができるはずが無いのです。
稲作制限、長期化の恐れ…補償と土壌改良が課題 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110409-OYT1T00153.htm
しかし、今回の作付け制限は今季に限った措置で、来年以降の作付けの可否は「重要なテーマだ」(鹿野農相)とし、判断を先送りしている。このため、同審査会で議論されるのは今年分の補償にとどまる見通しだ。と言うことで、民主党は問題を先送りしたいだけだと言うことがよくわかります。
しかし、農水省の官僚もチェルノブイリのヒマワリや菜の花のことに興味を持ったものはいなかったのでしょうかねぇ。
ネットで見つけられるような情報なのですけどね。
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