さつま通信

2011年4月8日金曜日

枕崎から指宿までの駅の風景がGoogleEarthに登録されました

 「大隅夏井駅」の駅舎アートのプランを清田先生も面白いと思われましたので、他の無人駅なども調べてみることにしました。


 最初は手近なところで、肥薩おれんじ鉄道の無人駅を調べてみたのですが、肥薩おれんじ鉄道は鹿児島本線の間にある区間なものですから、陸橋やその他の付随施設が多いため、けっこうコストがかかりそうなのでやめました。

 大隅夏井駅みたいなところは、駅舎だけを塗装ついでにウォールアート化するだけで駅の風景ががらりと変わるのですが、肥薩おれんじ鉄道の場合は駅舎だけをアート化しても、そこだけ浮いちゃうのですな。

 1~2日ですむような仕事ならサンプルとしてボランティアで塗装とウォールアートを施工することもできなくはないですし、JR九州もその程度の予算の事業なら予算を捻出することもできると思われます。

 そこで駅舎だけの塗装とウォールアートで変わり映えのする無人駅を探すことにしました。(^_^;)

草道駅で見かけた999のパッケージの列車
 上川内駅から草道駅まで調べてきたのですが、鹿児島本線はだいたい駅の線路は上り下りで2本あります。

 そこで、大隅夏井駅のような1本の線路しかない駅を探して、指宿枕崎線へと移動することにしました。


 最初に来たのが枕崎駅です。改装されて綺麗になってるのであまり用はなさそうなのですが、この辺が使えそうです。(写真はクリックで拡大されます。)


 駅の入口にあるお店には、シャッターアートもありました。


 枕崎もシャッター街と化しているところもありますので、駅からウォールアート事業やシャターアート事業を広げていけば、まちづくりにつながると思います。

 その隣の駅の薩摩板敷駅にも行って参りました。


 指宿枕崎線を枕崎から指宿までチェックしましたが、無人駅の駅舎はこんな感じのシンプルなものに統一されてました。


 潮風で錆が酷いところもありますが、錆落としと下地づくりの塗装で1~2日。アートに1~2日と言うところですね。

 同じ形の駅舎ばかりが続きますから、駅舎のアート化は指宿から枕崎のJR観光の活性化には効果的だと思います。

 ちなみに、薩摩板敷駅の場合は、幹線道路の国道226号線から見えることもありまして、駅舎の裏側を広告スペースとして利用することもできます。


 枕崎と言えば、「薩摩白波」で全国的に有名なところですから、ランドマークとして「薩摩白波」のアート看板があっても良いと思います。


 それか、最寄の水産高校を紹介するようなアートを描いても面白いかも知れませんね。

 ちなみにタイトルの件ですが、駅舎から観える風景がなかなかに郷愁を誘うので、枕崎から指宿までの無人駅の上り下りの風景をPanolamioに登録いたしました。

Panoramio - Photos by さつま通信
http://www.panoramio.com/user/satsumatips



 Googleが必要としていた写真なのでしょうかね?その日のうちに全てGoogleEarthに登録されました。

 ストリートビューに利用するには都合の良い写真でもありますしね。(^_^;)

 あまり利用者が多くなくても、駅はその地域のランドマークでもあるのですな。


 どこの駅舎も潮風の影響か、けっこう錆が酷いところ多く塗装も剥げていましたので、補修の時期でもあると思います。

 清田先生と私にお任せしていただければ、その辺の塗装屋さんより安くかつアート付きで塗りなおしますんでJR九州の担当者のかた、よろしくお願いします。(^^ゞ


 ちなみに、日本最南端の駅である西大山駅に参りますと、観光を意識してきれいに再塗装してありました。



 裏の一部に子どもたちの絵も描いてあります。(^^♪

 つまり、私が考えている無人駅の駅舎アートはそれなりにニーズのある仕事なのですな。

 こちらも清田先生と相談して実現に向けて努力していきたいと思います。

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