さつま通信

2011年4月2日土曜日

日本水産観光さんのウォールアート(その1)

今回、私が横須賀まで足を運んだわけは、清田先生の仕事と言うものを知っていただくのに良い機会だと思ったからでもあります。

 ウォールアートと言う仕事がまだまだ認知されていないのもありまして、清田先生に仕事を依頼するにしても、どのように依頼して良いか依頼主もわからないような現状であったりするのですよね。

 困ったことに、それを説明する側の清田先生も私も、言葉ではなかなかそれが伝えられない・・・( ̄  ̄;) うーん。

 ありがたいことに、ちょうど日本水産観光さんの現場があったので、それを紹介することで清田先生のウォールアートの仕事を理解していただこうと考えた次第です。


 今回の日本水産観光さんの仕事は、「ファミリーガーデン」と言うレストランの外装の再塗装のついでに、看板を他の壁面にも描いてもらえないかと言う仕事でした。


 こちらの写真の建物にある看板の、


 これを他の壁面に描いて欲しいと言う仕事だったわけです。

※画像が切れてますので、事情をよく知りたいかたは次のページを。

ファミリーガーデン---日本水産観光株式会社
http://www.nihonsuisankanko.co.jp/shop/familygarden.html

 ここまでなら看板屋さんの仕事ですが、日本水産観光さんが阿久根港のウォールアートをテレビで見られたことで、ウォールアートの技術を活かして、ついでにもっと楽しい雰囲気のお店にしてくださいとの話になったものです。

 もともと清田先生と日本水産観光さんのほうでつきあいがあったものですから、清田先生のことをある程度知っていたと言う事情もありますし、過去の仕事の時に看板の隣や外塀にウォールアートも描かれていたのですな。


 こちら、アートを追加した後の写真です。

 あまり代わり映えがしないような感じがいたしますが、


 さりげなく、窓のアートが追加されています。(クリックで拡大してみてくださいね。^^;)


 こちらの窓の鎧戸のアートは以前描かれたものですが、周りの煉瓦のアートは今回追加されたものです。


 こちらの壁面の看板のアートは、今回 清田先生が描いたもの。



 陰影で立体的に見えるように工夫してありますので、気付かない人は看板も煉瓦も以前からそこにあったように勘違いされると言うトリックアートです。


 「え~、あれ絵だったの?」と言うことで、リピーターのお客さんを増やす仕掛けですな。(^_^;)


 こちらの壁面にも看板のアートと、煉瓦のアートが追加されています。

 生垣の壁のアートは色褪せていますが、以前描いたものです。


 外塀のアートは以前描かれたもので、建物の壁面に新しいアートが追加されています。



 こちら、お店の裏なのですが、通りから見えるところなので今回はここにもアートが追加されています。

 このような形で説明しますと、看板屋さんの仕事とウォールアートの違いが何となくご理解いただけるかと思います。


 看板屋さんの仕事もPC関連の技術の進歩でインクジェットプリンターを利用して写真の看板もつくれるようになりました。

 ただ、とことん高くつく(機材と専用の塗料が高い)のと、数回見てしまえば新たな発見がありませんから、見飽きてしまうのでただのランドマークにしかならないのですな。 しかも、そこには描いた人の思い入れや個性も無いわけで、無機質な写真や絵でしか無いのですね。

 すべてがそうとは言いませんが、素材のコピーを観て感動する人はいないでしょ!?

 看板屋さんはたくさんいますが、ウォールアートを描ける人は少ない。

 そこのところを理解していただいて、清田先生との出会いを大事にしていただきたいと思います。


 しかも、現在では趣味でアートを描くことを楽しみにして描いてらっしゃるから、看板屋さんに依頼するより安かったりします。(^_^;)

 もともと、看板屋さんにシャッターアートを依頼するより安くて良い絵が描いてもらえるのもあって、放浪の旅をしながら色々なところに多くのシャッターアートを残されていると言う事情もあるのですな。(不勉強ゆえに看板屋さんより高いと勘違いしてる人も多い。)

 知ってトクする、清田先生の情報でもありました。(^_^;)

0 件のコメント:

コメントを投稿