さつま通信

2011年4月17日日曜日

福島原発事故の土壌浄化 「チェルノブイリ救援・中部」が協力へ

信濃毎日新聞[信毎web] 福島原発事故の土壌浄化 「チェルノブイリ救援・中部」が協力へhttp://www.shinmai.co.jp/news/20110417/KT110416SJI090001000022.htm
 県内など中部地方の住民有志らでつくるNPO法人「チェルノブイリ救援・中部」(事務局・名古屋市)が、福島第1原発事故で放射性物質が広がった福島県 内で農地の「浄化」に協力する。1986(昭和61)年に原発事故があったウクライナで菜の花の栽培による土壌浄化を目指す実験を進めており、成果や課題 を生かす狙い。理事の原富男さん(58)=上伊那郡南箕輪村=ら6人が18日から4日間、福島県内を現地視察する。
  こう言うニュースが目立たないのが、日本のマスコミの情けないところです。(-_-;)

 でも、福島の被災地の土壌の浄化の話が進み出したのはありがたい話です。(^_^;)

 植物はカリウムやカルシウムを吸収する際、性質の似た放射性物質のセシウムやストロンチウムも吸収する。この性質を利用し、同NPO法人は2007年か ら、ウクライナの畑で現地の大学などと協力して菜の花を栽培。菜種油を搾ってバイオディーゼル燃料を作り、放射性物質の減った畑で小麦などを収穫する実験 を進めている。

その実験では、放射性物質を成長過程で吸収した菜の花で作った菜種油でもセシウムなどが検出されず、安全に利用できることも分かった。
 放射能を吸い上げてつくった植物のタネでディーゼル燃料をつくったら、放射能をばらまくことにならないか?と言う人もたまにいますが、タネには放射能成分は入っていかないようです。

 と言うことで、タネ以外の部分を放射性廃棄物として処理すれば土壌の浄化につながるわけですな。 

 どうも政治利権の絡みか、重機を使って表層土を廃棄処分するような話が出ていたりしていますが、ヒマワリや菜の花の話が広がっていけば、そのような無駄なことを阻止することができるかも知れません。

 有志の方々で、ヒマワリと菜の花の情報を拡散していただきたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿