さつま通信

2011年4月13日水曜日

広葉樹発電 バイオマスエネルギーで豊かにのんびり暮らそう

 広葉樹は切り株の後から彦生えと言う形で再生しますし、針葉樹より熱量も大きいのもありまして、エネルギー資源として昔から利用されてきました。

 その広葉樹を現在の技術で効率よく伐採し、かつ現在の技術で効率よく発電すれば、けっこうローコストで発電できるようになっています。

広葉樹林と発電
http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/cooldata2/gassification/woodj.htm

 「はじめに原子力ありき」のエネルギー政策による恣意的な情報で、バイオマスは使い物にならないと言う考え方をしていた人達が福島原発の事故以前は多かったので、上のページなど一笑して見向きもしない人が多かったと思いますが、 今ではだいぶ状況が違っておりますから、けっこう多くの方々に読んでもらえると思います。

 「タクマ株急騰、バイオマス発電プラントの受注期待」の記事でも紹介しましたように、現在ではバイオマスを利用する技術もかなり進んでそれで稼いでいる企業もあります。

 福島原発の事故により、原子力発電の様々な嘘が暴露されたことにより、 バイオマスに注目されている今こそ、広葉樹発電のようなバイオマスエネルギーの政策を声高に叫ぶべきだと思うのですね。


 とこのような話をしますと、そのような問題は県会議員や国会議員のレベルの問題だと言い訳される市町村の議員や候補者がいるかも知れません。

 でも、バイオマスぐらいしか資源がない地方の市町村こそ、バイオマスの利用をボトムアップで訴えるべきだと思うのですよね。

 そこに住んでいるものでなければ、それが勿体無いと言うことは実感として理解できないのですから、引っぱってきてでもそれを見せて訴えることも必要なわけです。


 バイオマスエネルギーの政策は地方にとって大事な問題ですから、地方議員こそがバイオマスエネルギーに注目して声をあげるべきです。

 地方にあるバイオマスと言う資源を利用すれば、地方の田舎はバイオマスの宝庫なのですから、それを活用すれば地方の経済の活性化につながるわけですから、自分たちのためなのですね。

 自分たちが豊かになるためなのだから、自分たちが考えなければならないし、自分たちが声をあげなければならない。


 本来なら、県議や国会議員も考えるべき問題ですし、官僚や地元の公務員が考えなければならない問題でもあるのですが、それができていないのが現状なのですから、地方議員や候補者が声をあげなければならないと思うのですよね。


 地元のバイオマスをエネルギーとして使うと言うことは、わざわざ海外から石油やウランなどを買ってくる外貨がいらないと言うことでもありますし、都会の企業からそれを買う必要も無いと言うことで、地方にとっても国にとってもメリットのあることなのですな。

 各地方でエネルギーが自給できるなら、 国もわざわざ外貨を得るための政策をとる必要も無いわけで、あくせくと働く必要も無くなるのですな。エネルギーや資源が不足する分だけ外貨を稼げば良いわけです。

 地方の余剰エネルギーを現在の送配電システムを利用して都会に送れば、都会の住民だって無駄に外貨を稼ぐ必要も無くなるのです。だから、都会の住民の暮らしも楽になるのですな。


 経済なんて自給自足が基本です。

 今までは石油が効率が良かったから外貨を稼いで買ってでも石油を使う理由はありましたが、バイオマスを利用する技術が進んできたわけですから、自給自足の経済に戻していくべきなのですね。

 日本と言う国に住んでいれば、毎年毎年、海外から買わなくてもすむバイオマスが、しかも多量に得られるわけですから、基本自給自足で必要なぶんだけの資源やエネルギーを買えば良いのです。
 レアメタルや鉄などの金属も中国に売らなきゃ都市鉱山と言う形でストックもあるわけですしね。

 日本の自然が恵んでくれるバイオマスを無視して、海外から石油など買うようなバカな政策を取り続けている限り、せかせかと働かされることになるのですな。


 バイオマスを利用して、のんびりと豊かに暮らすことをそろそろ始めても良いのではないかと思うのですがいかがでしょうか。



 そのほうが理想的だと思われるなら、多くの方々に声をあげていただきたいものです。

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