http://www.news-postseven.com/archives/20110412_17259.html
「正確な数字は控えさせていただくが、電力会社から買うより自社で発電するほうがはるかに安上がりです。建設コストを勘案しても、長期的には十分にお釣りがくる。電力会社から電気を買うのはバカバカしい話です」
大企業はもともと一般家庭より電気料金がずっと安い。それでも「高すぎる」というのである。ならば我々もその安い電気を買いたいところだが、それはできない。
2000年の電気事業法改正により、電力9社以外の電気事業者(PPS)に電力小売りが認められるようになったが、その対象は「契約電力50kw(中小企業の工場に相当)以上の需要者」という規制があるため、一般家庭への小売りはできないのである。
記事の後半だけ引用しましたので、全ての記事を読みたいかたはリンク先をご覧ください。
電力会社は送配電設備の負担もしてると言う事情もありますが、それは基本料金と言うものでまかなわれているものととりあえず考えれば良いと思います。
本来なら電力会社が発電技術は高いはずで安くなっても良いはずなのですが、そうならない理由として、原子力発電の負担があるのですね。
原子力発電所を持っていながらも、それが停止した時のためのバックアップの火力発電所も保有しなければならないため、高くついている。
しかも、その原子力発電所も有事のコストなどを積み上げれば、けっして安いものでは無いことが、今回の福島原発の事故でわかってしまったわけです。
原子力発電なんて、補助金や法律で電力会社が優遇されていなければ電力会社もやりたいものでは無いのですな。
電力会社もやりたがらないようなものを、どうして補助金や法律で優遇してまで原子力をやりたいか?
はい、補助金のあるところに必ず天下りや、利権ってものが存在するからなのですね。
ですから、原発事故なんてものは官僚の欲望による人災と思っておけばよろしいと思います。
でも、電力会社が原子力発電所を保有している限り、それを使わなくても維持管理のコストが大きいわけですから、自社発電や自治体単位の発電でも電力会社より安く電力を供給できるわけですから、原子力発電の凍結が叫ばれている今こそ、自治体単位での発電事業なども検討する必要があると思います。
バイオマス資源によって効率の良い発電ができるなら、地方はバイオマスの宝庫なのですから、それによって自治体の財源をつくることもできますし、地方の農林業の活性化にもつながるのですね。
と言うことで、今後バイオマスについて私は力を入れて語っていきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿