さつま通信

2011年3月23日水曜日

菜の花プロジェクト


 写真は次のブログから、

兵庫と神戸の写真ブログ-2011
http://mari.cocolog-nifty.com/mari/

 ネットの知人が菜の花で土壌の放射能を除去するプロジェクトについて教えてくれましたので紹介いたします。

NANO PJ of チェルノブイリ救援・中部
http://www.chernobyl-chubu-jp.org/pg156.html
土壌中の放射能を“菜の花”で吸収して荒地を耕地に再生、
さらに、“菜の花”からBDF(バイオディーゼル油)、BG(バイオガス)を生み出す
エネルギー自給型農地再生プロジェクト!
 やはりチェルノブイリに関係する情報でありました。(^_^;)

 ナロジチの土壌は放射能で汚染されていますが、それは、チェルノブイリ原発事故で大量に放出されたCs(セシウム)137とSr(ストロンチウム)90と いう放射能を出す物質が土壌に含まれているからです。菜の花がこのCs137とSr90を吸い取ってくれる性質があることから、「菜の花を植えれば土壌の 放射能を減らせて農業を再生できるのではないか」という考えから菜の花プロジェクトが始まりました。
また、 Cs137とSr90は、水とくっつく性質を持っていて(水溶性) 、菜種から得られる油やバイオマスを発酵して得られるガスには入り込まない性質があります。この性質を利用して、BDFやBGを作りエネルギーの自給もで きるようにして農業再生を後押ししようと考えています。私たちは、菜の花を利用した土壌浄化、BDF、BGのサイクルを「農業再生・菜の花サイクル」と呼 んでいます。
  ヒマワリの種子からも油を絞ることができるのですが、菜の花と同じようにBDF(バイオ・ディーゼル燃料)やBG(バイオ・ガス)に放射性物質が含まれないなら、同じような事業ができるかも知れませんね。

 今夏にヒマワリのプロジェクト、来年の春にむけて菜の花プロジェクトを行えば、放射能被災地の土壌の浄化に役立つものと思います。

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