一緒に旅行した阿久根の(ヨット界の(個人的には夜の世界も含むと思う))有名人の松永さんが桐生の庭山議員に電話したところ、
「“ヘ(゜▽゜*)オイデオイデ」
とのお誘い。
有難いことにその日の晩に一緒に呑んだ寒川町の清田先生の友人のかたが、翌日車に乗せていってくれたのですが、遠かったあぁ...。
しかし、行ったかいはありました。(^_^;)
桐生の政治云々は置いといて、ちょっとお茶を飲みに連れて行ってもらった「芭蕉」と言うレストランが昔の馬小屋を改造したようなつくりのところで、なかなか風情のあるところでした。
けっこう歴史のあるお店で昔の偉人も利用されていたような話です。
2Fにて記念写真 奥にウォールアートの一部が... |
土壁に塗り込まれていたものを復元されたような話で、色が褪せています。
棟方志功のウォールアート |
ご参考:
棟方志功 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/棟方志功
棟方志功記念館
http://munakatashiko-museum.jp/
なぜ、土壁に塗り込まれていたかは、次のブログの記事で説明されてました。
桐生・『芭蕉』 棟方志功 幻の壁画現る。 : alpshima
http://sohske.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-1f67.html
さて、創業者の小池魚心さんが、縁あって、棟方志功の壁画を入口を入った場所に間口約3メートル、高さ約2メートルの大きさで描いてもらうことになったの が、1953年5月11日。志功絶頂期の頃でもあり、描かれた馬と天女には勢いと優雅さが絡み合っていました。
しかし、小池さんが棟方さんに依頼したテー マは馬だけで、天女など、全く範疇にはなかったのです。馬だけかと思いながら描く棟方さんを観ていると、天女らしきものが馬の周りを踊り始め、もうここまで来ると、小池さんといえども、ストップをかけるわけにもいかず、棟方さんの罠にはまってしまったのでした。
記念写真をみても穏やかな関係者の風貌ばかり ですが、棟方さんが帰ったあと、激怒した小池さん(左から2番目)は何とこの壁画を砂漆喰で覆ってしまい、その後、今年8月まで55年間封印されてしまいましたが、周囲の後押しもあって、小池一正さんが公開の英断を決めました。
この店の剛毅な雰囲気からして、この天女の艶やかさは、全く対極にあったもので しょうが、55年という年月が艶っぽさを通り越し、原色であれば鮮やかなルビーピンク・ターコイズグリーンであったであろう色調にも落ち着きが生まれ、今ではみごとに店に馴染んでいます。
撮影した写真は、食べログのほうにも投稿しておきました。
「芭蕉」と言うお店に興味を持たれたかたは、地図はそちらで確認できます。
芭蕉 ばしょう - 桐生/洋食 [食べログ]
http://r.tabelog.com/gunma/A1002/A100201/10000014/
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