さつま通信

2011年3月22日火曜日

大隅半島の現場のウォールアート

 大隅半島のほうの現場から先日図面が送られてきました。

 下絵と見積もりをお願いしたいとのことでしたが、アートの施工範囲が不明ですので現場の担当者と打ち合わせする予定です。

 ただ、清田先生の場合は、現場の風景に合わせてそこの雰囲気にあったアートを描いていくやり方のほうが良い作品ができるので、予算の範囲内で常庸と言う形で仕事をうけようかと考えているところです。

 清田先生に確認したところ、清田先生としても、稼ぐより良い作品を残すことを考えてらっしゃいましたので、いちおうその旨を現場のほうに伝えておきたいと思います。

 早い話が阿久根のアート事業と同じで、予算の範囲内で可能な限り多くのアートを残そうと言う仕事の仕方ですね。(^_^;)

 阿久根の場合は護岸壁や防波堤が県有地でありましたから、許可の関係で仕事に待ちが発生しましたが、大隅の現場のほうは私有地ですから今度は効率よく作業できると思います。

 とりあえず急がなければならないのは建屋の中でしょうから、そこを先に済ませたら、後は客寄せみたいな感じでウォールアートを描いていけば良い。

 清田先生の場合は、そのスピードから大道芸的なものがありますので、ウォールアート自体が客寄せのパフォーマンスになるのですな。(^^♪


 建物の外壁もこのようなウォールアートを描けば、楽しい感じがするでしょうし、ちょっとした壁があればこんなこともできる。


 大隅の現場は、海のテーマパークみたいな施設ですから、近隣の商店街に海のテーマのアートを描いてあげて、それを広告看板として利用しながら、商店街のシャッターアートでのまちづくりに貢献することも、予算があれば可能です。







 阿久根市と同じ予算でも、阿久根市以上の面積のウォールアートやシャッターアートが大隅の現場とその周辺の街に残せるのではないかと思います。

 阿久根市と違って、アートが政争の具に利用されることも無いでしょうからね。(^_^;)

 大隅の現場のほうで頑張って、観光客に評価されれば阿久根市のほうでもアート事業を見直す動きが出てくると思います。

 そうなれば、阿久根市のアート事業の再開もできるでしょう。

 せっかく頑張って描いたアートです。できることなら完成させたいですからね。

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