さつま通信

2011年3月11日金曜日

議員報酬は予備自衛官制度を参考にしたらどうだろう?

 竹原さんが議員報酬を1万円の日当制にしたことは、市長の専決に反対なくせに、それに対しての不信任案を出さない無責任な議会へのメッセージとして私は評価しています。

 議員としての責任を果たしていないわけですから、議員の資格は無いわけです。

 議会ごっこするだけで、日当1万円もらえるなら有難い話だと思うのですがね。



 ただ、実際問題として、職員の書いた台本を読み上げるだけの無能な議員なら、日当1万円も勿体無いと思いますが、一所懸命勉強されて議員としての職責を果たそうと言う議員の方々には酷な話です。

 だから、せめて勉強代ぐらいは出せないものかと思うのですよね。

 そこで、予備自衛官制度みたいな形で、月々の議員手当てなるものと、議会に召集された時などの日当制を併用する形で議員報酬を考えたら良いのではないかと思います。


防衛省・陸上自衛隊|予備自衛官制度|予備自衛官制度|予備自衛官の処遇
http://www.mod.go.jp/gsdf/reserve/yobiji/syogu.html
予備自衛官手当:
月額:4,000円
予備自衛官としての手当が支給されます。


訓練召集手当:
日額:8,100円
訓練招集に応じると手当が支給されます。
 さすがに、予備自衛官なみの手当てじゃ、市民のために難儀な議員になろうと思うかたは少ないでしょうから、それなりに議員としての仕事を継続できるような月額の手当てと、仕事を休んだ時の休業補償となるような日当にすべきだとは思います。(^_^;)

 議会の日当は召集されれば支払われるべきものですし、成果については市のほうで議事録として残されますから、特に各議員が市民に報告する必要は無いと思います。

 しかし、月額の議員手当てなるものは、議員が報告しなければその成果は市民が評価のしようがありませんから、これを義務付けるようにする必要はあると思います。

 インターネットの時代ですから、これをブログなどで報告するようにすれば良いと思うのですよね。

 ほとんどのブログのサービスは携帯電話にも対応していますから、ほとんどの市民がそれを読むことができます。

 市のほうで、その記事を文書化して議会だよりにすれば、各議員の考え方を市民が知ることも容易です。


 だいたい、選挙の時だけ自分のことを知ってもらおうと言う候補者がいるから、街宣車などの無駄な補助金が必要となるわけですから、そのようなくだらないことは廃止すれば良いと思います。

 クリーンな選挙をするには、金のかからない方法で、議員や候補者が市民に自分の考えを伝えられる仕組みづくりをすることです。

 今度の選挙や、市議会選挙後の議会で議員報酬の改正を争点にするなら、そう言う仕組みづくりを訴えていただきたいと思います。

1 件のコメント:

  1. 札幌で予備自衛官をしている市議会議員の
    金子と申します。
    全く同感であります。
    議員は半分ボランティアであるべきで、
    高給をもらって生活の糧になっているのは
    おかしいと思っております。

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