さつま通信

2011年3月6日日曜日

阿久根市職員労働組合のチラシ その3

前々回の出直し市長選で、阿久根市職員労働組合が、市長舎内で、選挙妨害を目的として制作したチラシの内容です。

ツッコミどころ満載のチラシですが、ツッコミは各自でやっていただきたいと思います。自分で調べて考えることが市政を考えることになりますので。

この件が、市長舎内の組合事務所の争点にならないのが鹿児島地裁の不思議でもあり、西平よしまさ新市長の不思議でもあります。


チラシ3表:
本当のどころを知ってほしい。
阿久根市職員労働組合 No.3

現在、市役所・職員に関する様々な情報が流されていますが、前号に引き続き、実情を報告させていただき、市民の皆様に少しでもご理解いただければと思います。

最近、市民の方から「職員組合や職員は、市役所・議会を乗っ取っているのか」と聞かれるようになりました。
どうしてこのよぅなことになるのでしょう。
聞かれた職員は、回答することも、ましてや説明することもできない状況です。
どのようにして、またいつから職員組合が市役所・議会を乗っ取ったと言うのでしょぅか。
確かに私たちは、市執行部から勤務労働条件等の変更についての提案があれば、交渉等を行いますが、最終的には、市執行部が議会に条例改正等の案を提案し、議会で決められます。職員組合が勝手に自らの勤務労働条件等を定め、市の政策を決定できるものではありません。
先般、臨時議会でも職務に応じた2%~8%の給料減額が提案され、可決されたことはすでにご存知のことと思います。

今回の給料減額については、現在の地域経済・雇用情勢を考え、その一助となればと,職員組合でも前向きに検討していました。このことは、市執行部にも十分に伝えていたところです。

その上で私たちは、今後どのような地域活性化策につなげていただけるのか、市執行部に対し説明を求めるつもりでいましたが、その説明もないままに、議会提案されてしまったのが実情です。

これまでもお伝えしましたように市民・阿久根市あっての私たちです。
職員組合や職員が市役所・註会を乗つ取り,市民,阿久根市の発展を無視した行動をとることは,決して許されるものではなく,またできることでもありません。
百年に一度と言われるこの不況下で、私たちは、地域にしっかりと根を下ろし、対話を通じながら、市民の皆様と一緒に阿久根市の発展に努力していきます。


チラシ3裏:
職員削減について

「平成10年度344名の職貝数は,今年度224名まで減少」
前号の中で、上記のように職員数削減について触れておりましたが、市民の方から「職員が余っていたのか、どのような方法で、職員削減を行ってきたのか」というご質問をいただきましたので、給料減額等の取り組みと併せて、再度ご報告させていただきます。
職員組合は、給料減額を始め積極的に行財政改革に協力してきました。大幅な職員数の削減と財政健全化は、以下のような取り組みによるものです。

平成 8年度 不燃物収集を民間委託
9年度 児童館の運営を外部団体へ委託
10年度 保育園の統合、管理職手当削減、職員給料の昇給延伸
(給料を上げないこと)
11年度 可燃物収集を民間委託
機構改革 (課・係の統合等)で27課を20課へ統合
13年度 国民宿舎あくねの経営を民間委託
パソコン配備による事務効率化の推進
14年度 学校の給食業務を統合し、学校給食センターの運営開始、
葬斎場業務を民間委託
15年度 市三役の給料減額開始、専任補佐制度の廃止
16年度 全職員の給料3 %減額 (平成17年度まで)
17年度 職員の各種手当の削減
市立図書館を指定管理者に運営委託
18年度 収入役を欠員 (実質廃止)
早期退職勧奨制度の導入により人員削減を促進
折多保育園を民間委託
20年度 学校給食センタ-を民間委託
バス運転業務を民間委託
技能労務職の全廃実施
全職員1%~3%給料減額
21年度 全職員2%~8%給料減額
22年度 みなみ保育園の民間委託予定

上記と併せて、さらに新規採用を抑えて,大幅な職員削減を行ってきました。このことは、事実として報告させていただき、私たちの取り組みを少しでもご理解していただければ幸いです。

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