さつま通信

2010年12月26日日曜日

阿久根の竹も紙の原料に使ってもらえないかな?

 さつま町もそうですが、阿久根市のほうでも竹林の維持管理に困られているようです。

 はっきり言って、金にならないから竹林の利用が進まないわけで、 少しでも金になれば竹林も維持されるのですが、今まで竹を多量に利用されることが無かったですからね。

 ちなみに、さつま町では中越パルプに竹を紙の材料として使ってもらえるような事業が始まっています。

さつま町に竹紙チップ工場立地へ協定 : 南日本新聞エリアニュース
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=2506

 竹と間伐材チップ製造販売のさつま林産(さつま町、古川富雄社長)は7日、同町平川に工場を新設する立地協定をさつま町と結んだ。9月から操業し、竹チップを中越パルプ工業川内工場(薩摩川内市)がすべて買い取り、竹100%の紙などを製造する。
中越パルプは、協定調印に合わせ、漂白工程を持つ竹紙専用の製造設備を導入した。同工場は竹100%紙の製作に昨年成功したが、桜井義昭工場長によると、専用設備による本格生産は全国初。一般紙と品質は変わらず、印刷物など多用途に利用できるという。
 さつま町のイベントの仕事の手伝いに行った時に、この件に関わっているかたの話を聞きましたら、もう少し竹の引き取りの値段が良かったら、さつま町の竹山がきれいになるだろうとのことでした。
 個人の仕事としては採算が合うか合わないかギリギリのところってことみたいです。

 森林環境税などを上手く使って、支援できないものでしょうかね?

 荒れた竹林の間伐が進めば、竹の子の生産性もあがることですから地方の農村部の活性化にもつながる事業だと思います。

 さつま町のほうの様子を見ながら、阿久根市のほうでも参入を検討していただきたいところです。


追記:

農業政策について書き出したのは、西平氏に具体的な農業政策について語って欲しいと言う理由からです。
具体的なビジョンが無ければ、誰が夢など語れるものでしょうか。

竹原市長もオールマイティってわけじゃないのですから、具体的な政策やアイディアをお持ちのかたは、選挙後からでも自分の意見を語っていただきたいと思います。

誰かに政治と言う仕事を押し付けるための民主主義であってはならないと思います。

皆で考えてこその民主主義です。

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