消防署にある、消防士の訓練用の壁の壁画 - 写真で見る阿久根市の現状ー独裁政治の悲劇ー
http://d.hatena.ne.jp/akune_genjo/20110104/1294216880
2chやTwitterで拡散されて、今回の出直し市長選前からのウォールアートの騒動の原因になったと言う理由もありますが、次のような理由もあります。
市長室でウォールアート事業の件で市役所で協議した際の、消防署長の答弁は先のブログの記事のようなものでした。
消防署長に、竹原前市長から「消防士の訓練用の壁に、壁画を描く」という話があった時、消防署長は一旦断ったそうだ。すると、竹原前市長より「反対理由を文章で提出しなさい」と命令された。実際には、竹原元市長が失職されてからしばらく経ちまして、大河原総務課長と仙波市長代行が消防署と調整されたわけですから、「反対するための文章」を準備する間が無かったと言う理由は通用しません。
消防署側が、その「反対のための文章」を準備する間もなく、壁画制作用のクレーンが到着し、問答無用で壁画制作がはじまった。
また、私と清田先生が高所作業車を設置して、ロープ降下訓練塔のアートの作業を始めた時も消防署長からの作業停止の要求もありませんでした。
「アートが描いてあったら署員の気が散って危険」と言う理由については、大河原総務課長がレンジャー訓練の経験者でもあり、「その程度のことで気が散るような訓練にならないのではないか?」と言う回答に対して、返答できなかったと聞いております。
市長室での協議の際に、「私は100m以上の鉄塔にも登りますが、その程度のことでビビるようじゃ仕事になりませんけど?」と答えましたら、やはり返答無し。
最終的な署長の言い訳が、「長島町も利用している施設だから自分だけでは決められない」と言うことで、仙波市長代行が長島町のほうに問い合わせたら二つ返事でOKとなったわけですから、全て合意の上で行われているのですな。
それを作業が終わってから、しかも選挙妨害みたいな感じでグジグジと言う署長の姿勢には腹が立ちます。
一番腹が立ったのは、「署員全員が反対している」と言う言葉です。
作業中にアートの作業を観に来た署員の方がたの中には笑顔で見ていた人もいたわけですから、署員全員が反対していたわけでも無い。
自分の責任で発言すべきことを署員を盾にして物を申すような署長の姿勢はいかがなものか?
西平よしまさ新市長の言い訳は、「私はアートのことについてはわからないが、市民から苦情が来ているから消したい。」でありました。「あなたの支持者以外の市民の声はどうなんですか?」と言う問いには答えないし、調査する気も無い。
結局、新市長も署長も自分に都合の良い声だけをとりあげて、皆の総意と勝手に言っているのですな。そんな卑怯な話は無いと思います。
しかし、署員の代表者である署長や新市長の意向ですし、消防署の車庫のほうにつきましては塗装業者に任せるほどのものではないから、自分たちの手で消すことにした次第です。
消すことにより、署員や市民の本当の声が出てくるのであれば、公益にもつながりますからね。
さすがに、ロープ降下訓練塔につきましては高所作業車のレンタル料金が高いので、貯金を取り崩しながら仕事をしていたところに、いきなりの予算の凍結では対応ができません。
実際問題として、危険性の問題については合意の上で進めたものですし、「消防署の仕事としてレスキューと言うものがあることを知らしめることになるから、広報としての価値があるのではありませんか?」と言う私の問いに返答に窮されるぐらいですから、その価値は理解していらっしゃるものと考えさせていただきます。
> 西平よしまさ新市長の言い訳は、「私はアートのことについてはわからないが、市民から苦情が来ているから消したい。」
返信削除★じゃぁ、阿久根住民は「市職員のボーナスを復活させるのは実にけしからん!」と苦情を言ってあげないと…(苦笑