さつま通信

2011年1月11日火曜日

すぐ近所に公務員の人がいるから

 朝日新聞が地元のひとたちの伝えたかった声を伝えてくれました。

asahi.com : 改革への決意、口々に 阿久根・出直し市長選の2氏 - マイタウン鹿児島
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201101100014.html

 西平氏なんぞのつまらんリップサービスの主張はすっ飛ばして、次のところが大事です。

 車がやっと1台通れるほどの狭い山道が続く山間部を選挙カーが行く。タスキをかけた竹原候補は時折、車から降りて歩いて回った。握手を求めてくるのは高齢者が中心。何度も手を握られ、笑顔で「頑張ります」と答えた。
 ある40代の男性会社員は選挙カーが近づくと、妻とともに家を飛び出した。唇に人さし指を当てるしぐさ。小声でエールを送った。選挙カーを見送った夫婦 は「すぐ近所に公務員の人がいるから」と理由を話した。「公約を通させない議会が悪い。市職員も給料に見合った仕事をしていない」と口にした。
 下手に応援している姿を見られたら、市役所の職員やその家族から、後からどんな陰湿な嫌がらせをされるかも知れないと言うことで 、陰ながら応援されるかたが多いのですな。

 そこまでに、阿久根市の職員労働組合が陰湿だと言うことです。

 市長側の候補者に手をふった同級生がいましたら、その同級生のお店に入っていた予約が後日キャンセルされると言うようなこともありました。

 文書などはありませんが(そんな証拠をわざわざ残すはずが無い)、「市長派の店は利用しない。」と言う職労側の取り決めみたいなものが存在することも、阿久根市では常識ですからね。

 アートの件でも、ちょっとした苦情を伝えに来た職員にアート事業そのものについて聞いてみると、「個人的には素晴らしいと思います」と言う答えがかえってくるぐらいですから、職労に目をつけられたくないと言う気持ちは職員にもあると思うのですね。

 市民も職員も阿久根市の職労を恐れているし、その上の組織の自治労を恐れていると言うことです。

 全国組織で公務員の労働組合がつながっているのですから、自治労と言う組織が公務員を支配しているようなものです。

 だから、阿久根だけの問題ではないから、全国の方がたが注目しているし、全国に報道されるわけでもあるのですね。

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