さつま通信

2011年5月26日木曜日

出水市野田の夜間一次救急診療所の件、賛成するのもアホなのだけど...

 「こころ」の語源は「ころころ」と申します。ころころと変わるから「こころ」です。

 でも、心(芯)のある人にとっては、その「ころころ」の範囲も限られており、丼の中を「こころ」が揺れ動いているようなもので、そのうち丼の底の心(芯)に止まります。

 市議選の阿久根市の選管の発表した結果で、改革派の方々のこころが揺れ動いているのを見て、「シメシメ(゜ー゜)」と思ったクズどもが色々とアクセスを試みたようですが、自分たちに心(芯)が無いから改革派の方々の心(芯)が見えなかったようですな。

愚か者どもめが
 と言うことで、「おかしなことはおかしい!」と、改革派議員のブログが同じ問題をとりあげることになりましたとさ。(^_^;)

■2011/05/26 (木) 渋谷市長さん市立病院の責任を明確にして - さるさる日記 - 山田 勝のいきいき日記
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=525778&log=20110526
 今日の南日本新聞を見せられて昨日の夜間診療所開設のための予算を否決したことが何か悪い事をしたような新聞記事。
 web版では詳細はわかりませんが、南日本新聞と毎日新聞の毎日新聞グループだけがこの問題をとりあげているようです。

夜間の軽症急患診療所 阿久根市議会が予算否決
http://www.373news.com/_kikaku/akune/index.php?storyid=32578#news
 阿久根市議会は25日、出水地区2市1町の内科・小児科の急患に対応するため出水市が設置する「夜間一次救急診療所」について、負担金を盛り込んだ一般会計補正予算案を否決した。同診療所は、2市1町と出水郡医師会などでつくる出水地区医療問題協議会で設置を決め、6月1日から開業予定だった。同協議会は26日、阿久根市役所で今後の対応を話し合う。
議会:阿久根市 /鹿児島 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20110526ddlk46010667000c.html
 定例市議会が25日開会。職員の給与を削減する条例改正案、今年度一般会計当初予算案など報告を含む18件が上程された。また、前回の臨時議会で出され継続審査になっていた出水市が設置する予定の夜間1次救急診療所の負担金約500万円を盛り込んだ一般会計暫定補正予算案が賛成少数で否決された。会期は6月29日まで。一般質問は同23、24日。
 西平よしまさ氏を阿久根市長に仕立て上げることに尽力された毎日新聞グループらしい記事ですな。(^^ゞ
中でも残念なのは渋谷俊彦出水市長の談話「地区の救急医療を守る上で否決は残念。早急に今後の対策を決めたい」
 はっきり言って残念なのは、渋谷出水市長の談話ですな、阿久根市民にとって全くメリットの無い事業に「金出せ !」と言うのもおかしな話です。


 その辺の事情は、竹原えみ議員の記事がわかりやすいのでそちらから。

「阿久根市議会へ行こう」 竹原えみ 阿久根市議会日記: 今日の議会 夜間一次救急診療所について
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=525778&log=20110526
 3件の質疑(質問と回答)と賛成の討論(自分の意見を言って、他の議員に賛同を求める弁論をすること。)3件、反対の討論4件が出ました。そして裁決。賛成6(議員敬称省略:木下、岩崎、大田、野畑、仮屋園、浜崎)、反対9(その他の9名)で否決となりました。
 はっきり言って、賛成した議員も、その議案にハンコを押した西平よしまさ市長も「バカじゃない?」と思われるような内容です。

議案: 阿久根市、出水市、長島町でお金を出し合って夜間一次救急診療所を野田に開設する。 
経緯: 阿久根市民病院も出水総合医療センターも慢性的な医師不足である。今回、出水総合医療センターが医師不足を理由に1次救急からの撤退を希望した。そこで医師会、市を交えて話し合い、夜間一次救急診療所を野田に開設する事になった。 
現状: 今は1次医療(軽症患者)と2次医療(重症患者)が2次医療の場である阿久根市民病院や出水総合医療センターの夜間救急に来ている。そのため医師会が両病院へ1次医療のために交代制で夜7~11時に医師を派遣している。 
問題点: ・ 野田診療所は夜7~11時のみの診療。・ 野田の診療受け付けは電話予約制。診療が長引くと先生の昼間の診察に支障が出るので電話受付は10時半まで。・ 阿久根市民病院と出水総合医療センターは1次医療のための医師の派遣を医師会から受けられなくなるが、来られる1次患者を断わる事はない。・・・医師の派遣はないが患者を受け入れる。・ 野田診療所の運営は出水総合医療センターである。出水市一般会計から14億を借り入れしている病院である。予算の9割が人件費とのこと。経営としては失敗と言える病院と共同経営をする事になる。・ 野田診療所の医療機器は技士がいないので使えない。 
・・・よ~く考えよう・・・ 阿久根の市民が電話予約など面倒で設備のない野田の病院へ急患を連れて行くか・・・利用者は目が高い、賢いものだと思います。・・・
  阿久根市民にとってあまり利用価値が無く、もともと出水市で解決すべき問題に対して、阿久根市と長島町に「金出せ!」と言っているようなものなのですよね。

 ただ、この辺の問題を阿久根市職員労働組合がすんなりと、しかも議会の初日に否決させたのはそれなりに意味があるように思います。

 「500万円とは言え、我々 阿久根市職員労働組合の金(本当は市民のお金)で出水市の職員を助けてやることなんか御免被る!」ってなものかなぁと。
 ・・・( ̄  ̄;) うーん

 ただ、そう考えますと、西平よしまさ市長を始めとして、木下、岩崎、大田、野畑、仮屋園、浜崎議員は、ただ赤っ恥をかかせるだけの道具です。

 でも、阿久根市職員労働組合の今までのことを考慮しますと、「それもありかなぁ?」と思うのでありました。
 (-_-?)


 所詮は職労の助け合いなんてその程度のものなのかも?


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追記:
「阿久根市議会へ行こう」 竹原えみ 阿久根市議会日記: 訂正とおわび 追記
http://akune-emi.blogspot.com/2011/05/blog-post_27.html

と言うことで、賛成したのは中面議員ではなく浜崎議員と言うことでした。

当方も記事を訂正し、お詫びいたします。

しかし、これで賛成にまわった議員の性質が明らかになった感じもいたします。

1 件のコメント:

  1. たまには、職労側議員の意見でも聞いてみたくなったのですが、どなたかブログでも紹介して頂けないでしょうか?
    (ゆみちゃんブログは不要です)

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