さつま通信

2011年6月11日土曜日

「阿久根出生祝い条例可決」 財源は?

阿久根出生祝い条例可決 : 鹿児島 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110610-OYT8T01095.htm

地元有効商品券3万~10万円 
 阿久根市議会は10日、子どもが生まれた家に地元で使える商品券を贈ることを定めた出生祝い商品券支給条例の制定案を賛成多数で可決した。4月1日以降の出生に遡り、第1子に3万円、第2子に5万円、第3子以降に10万円の商品券を支給する。今年度は145人分(計約800万円)を予定している。 
 出生祝い金は、少子化対策と地元経済の活性化を目的に、1月の出直し市長選で初当選した西平良将市長が公約に掲げていた。市の人口は約2万3500人で、ここ数年は毎年300人以上減っている。市が就学前の子どもの親を対象に2009年度に実施したアンケートでは、「子育てに経済的な負担を感じる」と答えた人が55%に上っていた。 
 市生きがい対策課は「子どもを産みやすい環境を整備し、人口の減少傾向に少しでも歯止めをかけたい」としている。
  民主党が こども手当てなるものをつくったので、このような一時金の政策はさらなるバラマキにしかすぎないと思うのですよね。

 自治体によっては、このような一時金を廃止したところもあるようです。

 まぁ、子供が生まれれば色々と物が必要になるから、子供ができた若夫婦にとって一時金はありがたいものだと思うが、財源が不明で市の借金と言うことであったら素直に喜べるものか?

送信者 チラシ_西平よしまさ後援会

※西平の行革とは
 
職員給与の削減は、今のボーナスカットされた総支給額をベースに、さらに4年間で15%カットを目指します。そこからうまれた財源を活かしてマニフェストの実現に邁進します。また、地元人材の積極的活用により、より地に足のついた行政運営ができるように役所機能をアップします。

 竹原前市長がボーナスカットした条令をこの前の議会でもとに戻しちゃったから、財源なんて無いはずなんですけどね。 

 と言うことは、どこかの予算を削るか起債するかになるわけなんで、こりゃ素直に喜んで貰えるお金ではありませんね。


 読売新聞の記事には、「市が就学前の子どもの親を対象に2009年度に実施したアンケートでは、「子育てに経済的な負担を感じる」と答えた人が55%に上っていた。」とありますが、このような一時金でどのような効果があるのか疑問です。


 市生きがい対策課は「子どもを産みやすい環境を整備し、人口の減少傾向に少しでも歯止めをかけたい」としている。




 子供が生まれた時だけの数万円の一時金でどのぐらいの効果があるのか、阿久根市生きがい対策課の課長に説明していただきたいものですね。




 子供が成長してきますと、教育費が負担となってまいります。


 自学自習できる子供であれば進学塾などに通わせる必要も無いのですが、残念ながらなかなかそう育てることが難しいから教育費が負担となるのですな。


 そこで、竹原前市長がその問題を解決するために、阿久根市でヨコミネ式の保育園と放課後こども教室の事業を始めようとされたわけです。




 放課後こども教室の事業の成果はすでに出てまして、1年生の3月の期末テストの平均点が県全体のそれより20点も多かったそうです。

 ヨコミネ式教育法と言うものは、自学自習できる子供を育てることを目的としてるわけなのですが、その成果として、上の動画のようなことを多くの子供たちができるように育っているのですね。

 ただ、子供は周りの環境に流されやすいところもありますから、幼稚園や保育園だけでなく小学校までの一貫教育としたほうが良いのですが、そのための放課後こども教室事業でもあったわけですね。

 ヨコミネ式教育法の基点の志布志市のほうでは、入園できるかどうかもわからないのに、ヨコミネ式教育を我が子に受けさせたいと引っ越されて待機している家族もけっこうあるそうです。

 阿久根市で保育園・幼稚園と放課後こども教室の一貫教育が始まったら、阿久根市が俄然と注目されますから、阿久根市に移住するかたも出てきたでしょうね。

 単に福祉だけが目的でなく、経済効果も期待できる事業だったわけですね。


 ちなみに、阿久根市職員労働組合の連中がヨコミネ式の放課後こども教室の事業に反対するのは自分たちのお仲間の社会福祉協議会の「学童」と競合するところによります。

 そして、みなみ保育園や折多保育園の問題も民間より異常に高い公務員の保育士の処遇の問題です。

 阿久根市職員労働組合が、竹原憎しで竹原さんの実績をつくらせまいと、ヨコミネ式教育法に反対するにしても、それ以上のものを提案することもなく、ただ足を引っぱるだけの姿はあまりにも醜悪だと思います。

 西平よしまさと言う男を市長に仕立てあげたものの、竹原さん以上の政策は無く、単に800万円をバラ撒くだけってのは、不様としか言いようがありません。

 市民の生活より、自分たち阿久根市職員の生活のことを考えるのが、阿久根市職員労働組合と言う組織です。


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5 件のコメント:

  1.  西平よしまさ市長、実名でコメントはお願いしますよ。

     公人なんですからね。

     (^_-)-☆

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  2. >まぬけな風ブログなどいい気になってUPしてるから阿久根市民も見抜かれて旧竹原派が風前の灯火になってるのも気付かないのは哀れですね。本当に。

     何の影響力も無いブログと思っているなら、放置しておけば良いにね。

     何がそんなに不安なのかしらね?

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  3.  他の記事のコメント欄にも書いたけど、完全な匿名ってのはネットではありえないからね。(^_^;)

     それなりに考えてから、悪口書いたほうが良いと思うよ。

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  4. >電話番号は登録してないようだけど

     と言うことは、「さつま通信」のところをクリックすれば本名などが表示されることがわかってるってことだね。

     ちなみに、さつま通信は屋号だし、「さつま通信」=「上之原稔」と言うことは2chの連中も阿久根市の職員も知っていること。

     「半惚け老師」をクリックしても、どこの馬の骨かもわからない。

     基本的に無責任な人間だから、匿名でしか物が言えないのさ。(^_^;)

     マスコミがあんなに加担してくれる西平よしまさや職労側議員を正々堂々と実名で支持できないものかね?

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  5. >私が阿久根に行く機会あったら居酒屋ご馳走してくれるでしょうか。

     金のあるほうがおごるもんですよ。(^_^;)

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