さつま通信

2011年7月1日金曜日

こっそり堂がこっそりと市庁舎に移転したようです。

 阿久根市の市庁舎から追い出された、阿久根市職員労働組合のもとビデオ屋さんの事務所は、中の様子が見えないようにガラスを完全に紙で目張りされ、立ち入りする職員や来客?もこそこそと出入りしてました。

 ゆえに、ビデオ屋大本営「こっそり堂」とインターネットでは嘲笑されていた次第です。

 だいたい、市民にその活動が支持されているなら、中の様子が見えないようなことをする必要も無いわけでして、そのような活動をやっていたのが阿久根市職員労働組合と言うことですかね。

 ちなみに西平よしまさ氏の選挙事務所が同様に中の様子が見えないように紙が貼られていたのも、阿久根市内では有名な話です。


  さて、

阿久根市と市職労和解 市役所内事務所訴訟 賃料払い使用へ / 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/227941

鹿児島県阿久根市職員労働組合(市職労)が市を相手に、竹原信一前市長時代の市役所内での事務所使用不許可処分の取り消しを求めた訴訟は21日、鹿児島地裁(山之内紀行裁判 長)で和解が成立した。和解内容は(1)市は4月から事務所使用を認める(2)市職労は適正な賃料を支払う(3)市職労は訴訟を取り下げる-の3点。賃料 や使用条件は協議で決める。
市職労は、市役所内の部屋を1年間無料で使用する契約を市と結び、1978年から毎年更新。2008年から月 額1万5千円の光熱費を支払っていた。竹原前市長は市職労を「無駄な組織」と批判して09年6月、使用許可を取り消し、市職労が鹿児島地裁に提訴。地裁は 同10月、市側敗訴の判決を言い渡して確定。ところが前市長は昨年4月の契約更新時、あらためて使用を拒否し、市職労が提訴した。
 この辺のニュース(今年の2月)を最後に、阿久根市職員労働組合の事務所の問題は報じられることが無かったわけですが、6月1日から、マスコミに全く報じられることもなく、こっそりと市庁舎内に引っ越していたようです。


 阿久根市職員労働組合の事務所を市庁舎から追い出す時は、ほとんど自治体の職員労働組合の事務所が家賃も支払わずに役所や役場を占有していたことが報道され社会問題として知らされることにつながったわけなのですがね。

 マスコミのジャーナリストとしての精神はどこに消えたのやら?です。


 少なくとも、阿久根市が阿久根市民にきちんと知らせるべきことではありますから、阿久根市のホームページのトップでその経緯が示されているかと言えば、「新着・更新情報」にもそのような情報はありません。

 西平よしまさ市長もこっそりと阿久根市職員労働組合の事務所を移転させたようです。


 どうも、阿久根市職員労働組合については、こっそりになってしまうみたいですね。

 しかし、竹原前市長以上の行政改革をやりますと巨大な大風呂敷を選挙の時に広げられた西平よしまさ市長ですから、阿久根市職員労働組合が市庁舎の設備を占有する許可条件などをきっちりと公開していただきたいところです。


関連記事:
あくね みどりの風: 市役所内に職労の事務所を置くなら許可条件を示すべし
http://akunekaze.blogspot.com/2011/02/blog-post_5554.html

 許可条件に政治活動の禁止などをうたっていなかったら、市庁舎内での阿久根市職員労働組合の政治活動は、全て西平よしまさ市長の責任と言うことで、よろしくお願いします。


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