さつま通信

2011年7月5日火曜日

太平洋海底に大量レアアース 陸地の800倍

 昨日から注目されているのが、ρ(・・。) このニュース。

asahi.com(朝日新聞社):太平洋海底に大量レアアース 陸地の800倍、東大発表 - サイエンス
http://www.asahi.com/science/update/0703/TKY201107030411.html

 東大の加藤泰浩准教授(地球資源学)らによると、レアアースが多く存在すると見られるのはハワイ付近と仏領タヒチ付近の計約1100万平方キロを中心とする広い海域。水深3500~6千メートルの海底に積もった厚さ2~70メートルの泥に含まれていた。主に公海だが、日本の排他的経済水域(EEZ)にも存在する可能性があるとみている。
 推定埋蔵量はこれまで知られている陸地の埋蔵量約1億1千万トンの800倍の900億トンとみられ、2キロ四方の埋蔵量で日本の年間需要約3万トンを満たす計算。技術的には、海底の泥を吸い上げるだけで採取でき、陸地の鉱床のような放射性元素をほとんど含まず、利用に適するという。海底で、開発が有望なレアアースの存在が確認されたのは初めて。
 現在は中国の四川省やチベットに埋蔵されているレアアースに頼っているため、政治的なかけひきに利用されて安定供給が困難であったのですが、これで何とかレアース自給の道が開けたわけです。

 と言うことで、民主党の事業仕分けか何かで中止に追い込まれていた、海底探査ロボットも復活することになりました。


asahi.com(朝日新聞社):海底のレアアース探査、ロボ開発加速へ 中止から一転 - 環境
http://www.asahi.com/eco/TKY201010150134.html?ref=reca
 海底に眠るレアアース(希土類)やレアメタル(希少金属)などの資源を探る海中ロボットの開発に、文部科学省が再着手する。高木義明文科相は「こういう機会にスピードをあげたい」としており、今国会の補正予算案に開発費を盛り込む考えを示した。昨年の政権交代以降の予算見直しで開発が中止されていたが、中国からの事実上の輸入規制でレアアースが注目され、一転、加速される見通しだ。
 目先の損得しか考えられない連中は、中国から買うしか無いと考えて中国に媚を売っていたわけですが、今後はそのような媚を売る必要も無くなって来ますので、中国との外交の姿勢も変わってくると思います。

  しかし、自分たちで潰した事業をこんな短期間で再開する羽目になるとは...。

 はっきり申しましょう。民主党って...

イラストと記事の内容には関係はあまりありません。

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