さつま通信

2011年2月17日木曜日

議員給与の月額制は8対7で可決となったわけですが...

阿久根副市長に馬場氏 市議報酬月額制可決/臨時議会 : 南日本新聞エリアニュースhttp://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=30339
 阿久根市議会は16日、臨時会(1日間)を開き、西平良将市長が提案した市議報酬を日当制(1万円)から従来の月額制(26万3000円)に戻す議案を賛成8、反対7で可決した。副市長に県課長補佐の馬場義孝氏(54)を選任することに賛成12、反対3で同意した。
 南日本新聞のいい加減な記事では、なぜ議員報酬の月額制が8対7で可決になったかと言うことがわかりませんから、使いものにならないので共同通信も南日本新聞の記事は使っていないようです。

 ちなみに、副市長の反対が3名になっているのは、松元議員が賛成にまわったから、事情はまだ把握しておりませんが、馬場義孝氏の情報が無い状態で1日だけの臨時会で決めようってんのが無理な話ですんで、様子をみようと言うことで賛成と言うことで判断されたのかも知れません。

 職労側議員と違って何でも反対では無いと言う姿勢を示すには良かったのかも?


 しかし、市長給与の増額も1日だけの議会で決まったはずなのですが、それについては数を示さないのね。さすが、お粗末な南日本新聞の政治記者です。



阿久根市議、月額制に戻る 「不適切な専決、白紙に」 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021601000582.html
 西平良将市長は、提案した理由を「日当制が悪いとは思わないが、不適切な専決処分は一度白紙に戻してから議論し直すべきだ」と説明した。
 白紙に戻さないで日当制が良しとなれば、無駄な給料を払わなくてすむだけ日当制のままで議論をしたほうが良いと思うのですがね。

 もっとも、職労側多数派議員が日当制を良しとするはずがありませんけどね。

 竹原氏派の市議4人は「日当制を続けるべきだ」として条例案に反対したが、西平市長は「日当制のままでは議員に立候補できる人が限られてしまい、議会が偏る恐れがある」と答弁した。
 土日議会や夜間の議会を開催できるようにすれば、日当制でも立候補しようと言う者もあるはずだし、条例では難しいかも知れないが、供託金などのハードルを低くくすれば候補者はあると思いますけどね。

 だいたい、町や村の議員は供託金は不要だったりしますんで、日当制にして多くの有志が議会に参加できる形にしたほうが、無能な職業議員に高給を出すより良いように思います。

 難しい議題を1日で結論を出そうと恥ずかしいことをするから墓穴を掘ることになる。

 反竹原氏派の市議11人のうち3人も、条例の施行日を今年3月1日としているため「さかのぼって元に戻さなければ、違法とされる専決処分を追認したことになる」として反対した。
 と言うことで、月額制に反対した職労側議員も「7月までさかのぼって金くれ!」と言うのが理由です。

 職労側議員は全員が月額制に賛成だったわけで、このような情報を報道しなければ、マスメディアとしては失格ですね。

 ちなみに池上彰さんの番組でも説明されたように専決は合法ですので、さかのぼっての支給は無理です。市側もそれがわかっているから、さかのぼらない議案を出したわけですが、どうも3人はトカゲの尻尾切りの要員として使われているみたいですな。

 トカゲの尻尾要員の3人は、岩崎、牛ノ浜、児玉議員でした。

 詳細については、石澤議員のブログのほうでご確認ください。

■2011/02/16 (水) 流れに逆らった阿久根市議会
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=545031&log=20110216

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